2013年6月30日日曜日

畳下地材のカビ:内覧会立会い・同行(一戸建て)

サービス名称:内覧会立会い・同行(一戸建て)
対象物件:新築木造住宅

住宅の検査・診断を行うなかで、大事なチェックポイントの1つがカビです。中古住宅の診断を行いますと、床下などでカビが発見されることがよくありますが、実は新築住宅でもカビが見つかることがあるのです。



上記の写真は、和室の畳をあげたところ(畳の下地材)にあったカビです。カビがよく見つかるポイントで、この写真の物件は新築住宅でした。引渡し前の内覧会立会い・同行サービスで見つかり、補修をお願いしたものです。

特に、梅雨時には注意してチェックしておきたいポイントですね。

畳をあげて確認できるので、住宅購入者が自ら確認することも難しくはありませんので、内覧会や購入前の段階で確認してみてください。なかには、畳がしっかりと敷き詰められていて、めくって下地材を確認できない現場もありますが。

この箇所のカビの原因は、室内環境(湿度・風通しなど)による場合や資材搬入時に濡れた場合、設置後の養生不足で濡れる場合などが考えられます。もちろん、複合的な理由もありますね。


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