サービス名称:新築一戸建て住宅診断(建売のホームインスペクション)
対象物件:新築木造住宅
住宅検査・診断で非常に多い指摘事項の1つが断熱材に関するものです。断熱材はその施工が丁寧でない場合は、性能を十分に発揮することができないため、しっかりチェックしておきたいものです。
写真は屋根裏の断熱材の状況です。天井裏に断熱材を敷き詰めているのですが、大きな隙間が見られますね。これは隙間を埋めるようにしっかり施工していただく必要があります。
この現場では、浴室の点検口から見た天井裏でも配管周りに断熱材との隙間があるなど、断熱工事に問題がありました。
完成物件における断熱材の主なチェックポイントは、床下、屋根裏、そして浴室の天井点検口です。
アネストが全国で実施しているホームインスペクション(住宅診断・検査)及び内覧会立会い・同行サービスで実際に発見した指摘・劣化・施工ミスなどの事例。
2013年5月30日木曜日
2013年5月28日火曜日
床の傾斜測定・傾き:中古住宅診断(ホームインスペクション)
サービス名称:中古一戸建て住宅診断(ホームインスペクション)
対象物件:中古住宅(鉄骨造・木造住宅)
住宅診断・検査を利用される方のなかでも、建物の傾きを心配されている方は多いです。傾きは症状の1つですが、その他の症状の有無や内容をいろいろと調べて、総合的に判断していくことになります。
上の写真は、オートレーザータイプの水平器で傾斜測定しているところです。長いスパンでの傾斜の確認には便利ですが、一方で部分的な傾きには水泡タイプの水平器(以下)が便利です。
こちらは、何度も位置や方向を変更しながら測定できるので、便利でいいです。ホームセンターで1000円ぐらいでも入手できますからお手軽ですね。
上の写真では、水泡の位置がラインを超えており傾きがあることがわかりますね。
中古住宅で傾きが確認された場合には、それが新築施工時のものであるか、劣化によるものであるか、地盤沈下によるものであるか等の推測をしていくことになります。そのためには、様々な症状を診ていく必要があります。
また、傾きがあるから全てダメというわけでもないですから、他の症状も確認して慎重に判断していく方が良いでしょう。
中古一戸建て住宅診断(ホームインスペクション)
対象物件:中古住宅(鉄骨造・木造住宅)
住宅診断・検査を利用される方のなかでも、建物の傾きを心配されている方は多いです。傾きは症状の1つですが、その他の症状の有無や内容をいろいろと調べて、総合的に判断していくことになります。
上の写真は、オートレーザータイプの水平器で傾斜測定しているところです。長いスパンでの傾斜の確認には便利ですが、一方で部分的な傾きには水泡タイプの水平器(以下)が便利です。
こちらは、何度も位置や方向を変更しながら測定できるので、便利でいいです。ホームセンターで1000円ぐらいでも入手できますからお手軽ですね。
上の写真では、水泡の位置がラインを超えており傾きがあることがわかりますね。
中古住宅で傾きが確認された場合には、それが新築施工時のものであるか、劣化によるものであるか、地盤沈下によるものであるか等の推測をしていくことになります。そのためには、様々な症状を診ていく必要があります。
また、傾きがあるから全てダメというわけでもないですから、他の症状も確認して慎重に判断していく方が良いでしょう。
中古一戸建て住宅診断(ホームインスペクション)
2013年5月24日金曜日
床下のシロアリ・蟻道:住宅の点検・建物調査(居住中の一戸建て)
サービス名称:住宅の点検・建物調査(居住中の一戸建て)
対象物件:木造住宅
床下の調査で見つかったシロアリの被害です。
基礎コンクリートを縦に茶色のものが横断するようにありますが、蟻道というものです。コンクリートから上の土台まで続いているのが見えますね。シロアリの被害があるか、その可能性があるかを調査するときには、この蟻道の有無を確認します。
外壁内を通って建物内部へ侵入している可能性があると考えられます。こういったケースの場合は、購入前の住宅であれば壁内の確認ができないため購入するかどうかを再検討されることになります。
ご自宅であれば、被害範囲を確認するためにも外壁内部の調査(一部を解体して調査)することを考えなければなりません。
写真の住宅はまだ築年数は新しいものですが、このように新しい建物でも被害にあっているケースが見られます。
対象物件:木造住宅
床下の調査で見つかったシロアリの被害です。
基礎コンクリートを縦に茶色のものが横断するようにありますが、蟻道というものです。コンクリートから上の土台まで続いているのが見えますね。シロアリの被害があるか、その可能性があるかを調査するときには、この蟻道の有無を確認します。
外壁内を通って建物内部へ侵入している可能性があると考えられます。こういったケースの場合は、購入前の住宅であれば壁内の確認ができないため購入するかどうかを再検討されることになります。
ご自宅であれば、被害範囲を確認するためにも外壁内部の調査(一部を解体して調査)することを考えなければなりません。
写真の住宅はまだ築年数は新しいものですが、このように新しい建物でも被害にあっているケースが見られます。
2013年5月19日日曜日
上棟後の金物・ビスの施工ミス:建築中の住宅検査
サービス名称:住宅あんしん工程検査(建築中の検査)
物件:新築木造住宅
上棟した建物の住宅検査です。
柱脚接合金物(柱の脚元部分の金物)ですが、柱と床の合板を適切に固定しておりません。柱と合板の隙間が大きいため、ビスが隙間部分に入ってしまっています。
また、本来なら金物が床合板に接する部分が半分程度しか接しておらず、強度が十分ではありません。
柱や梁、合板などを留める金物は重要な役割を担っていますが、ただ金物があるだけではなく、適切に施工されているか十分にチェックしなければなりません。
完成してからでは確認できない箇所が多いため、建築中に検査しておきたい箇所です。
物件:新築木造住宅
上棟した建物の住宅検査です。
柱脚接合金物(柱の脚元部分の金物)ですが、柱と床の合板を適切に固定しておりません。柱と合板の隙間が大きいため、ビスが隙間部分に入ってしまっています。
また、本来なら金物が床合板に接する部分が半分程度しか接しておらず、強度が十分ではありません。
柱や梁、合板などを留める金物は重要な役割を担っていますが、ただ金物があるだけではなく、適切に施工されているか十分にチェックしなければなりません。
完成してからでは確認できない箇所が多いため、建築中に検査しておきたい箇所です。
2013年5月17日金曜日
外壁サイディングの欠け:内覧会立会い・同行(一戸建て)
サービス名称:内覧会立会い・同行(一戸建て)
対象物件:新築木造住宅
新築住宅の内覧会立会いサービスや契約前の新築一戸建て住宅診断(建売の診断)サービスで、どういった細かな点まで指摘しているかの参考として、外壁の調査で指摘した事例を見てみましょう。
サイディング仕上げの外壁です。最近の新築住宅の多くでサイディングが採用されています。
細かくてわかりにくいかもしれませんが、サイディングの欠損箇所の指摘事例です。釘で固定した際に生じたと考えられる欠けです。こちらの住宅では、こういった外壁の欠損箇所がいくとも見られましたので補修をお願いしています。
対象物件:新築木造住宅
新築住宅の内覧会立会いサービスや契約前の新築一戸建て住宅診断(建売の診断)サービスで、どういった細かな点まで指摘しているかの参考として、外壁の調査で指摘した事例を見てみましょう。
サイディング仕上げの外壁です。最近の新築住宅の多くでサイディングが採用されています。
細かくてわかりにくいかもしれませんが、サイディングの欠損箇所の指摘事例です。釘で固定した際に生じたと考えられる欠けです。こちらの住宅では、こういった外壁の欠損箇所がいくとも見られましたので補修をお願いしています。
2013年5月12日日曜日
バルコニー面のサッシ下のビスの浮き:内覧会立会い・同行(一戸建て)
サービス名称:内覧会立会い・同行(一戸建て)
対象物件:新築木造住宅
バルコニーへ出るサッシのところでよくある指摘事例です。
室内からバルコニーへ出る際に人がまたぐ部分(サッシの下)を外側(バルコニー側)から見たところの写真です。
サッシの下枠部分のビスがきっちり締められずに浮いているのがわかりますね。また、防水層を貫通している部分のビス周りにコーキングも施工されていませんでした。
ビスは、大事な役目をしており、ここでは雨漏りの原因となりうるものですから、細かな事のようですがしっかり施工してもらわなければなりません。
「浴室入り口のビスの浮き:新築住宅診断(建売の診断) 」のところでも述べましたが、こういった細部こそ大事なのです。この写真の件は、内覧会立会い・同行(一戸建て)サービスで確認された事例ですが、中古住宅の診断でも見ておいた方が良い項目です。
対象物件:新築木造住宅
バルコニーへ出るサッシのところでよくある指摘事例です。
室内からバルコニーへ出る際に人がまたぐ部分(サッシの下)を外側(バルコニー側)から見たところの写真です。
サッシの下枠部分のビスがきっちり締められずに浮いているのがわかりますね。また、防水層を貫通している部分のビス周りにコーキングも施工されていませんでした。
ビスは、大事な役目をしており、ここでは雨漏りの原因となりうるものですから、細かな事のようですがしっかり施工してもらわなければなりません。
「浴室入り口のビスの浮き:新築住宅診断(建売の診断) 」のところでも述べましたが、こういった細部こそ大事なのです。この写真の件は、内覧会立会い・同行(一戸建て)サービスで確認された事例ですが、中古住宅の診断でも見ておいた方が良い項目です。
2013年5月9日木曜日
基礎のアンカーボルトが土台からずれている:建築中の住宅検査
サービス名称:住宅あんしん工程検査(建築中の検査)
物件:新築木造住宅
木造住宅の建築中の住宅検査で確認された問題です。
基礎コンクリートから縦方向に出ているアンカーボルトが土台からずれている様子です。土台と基礎をしっかり留めるはずが、全く効いていません。
さすがに施工している職人もわかっていたでしょう、、、
物件:新築木造住宅
木造住宅の建築中の住宅検査で確認された問題です。
基礎コンクリートから縦方向に出ているアンカーボルトが土台からずれている様子です。土台と基礎をしっかり留めるはずが、全く効いていません。
さすがに施工している職人もわかっていたでしょう、、、
2013年5月8日水曜日
配管の支持金物の外れ:中古住宅診断(ホームインスペクション)
サービス名称:中古一戸建て住宅診断(ホームインスペクション)
対象物件:中古住宅(鉄骨造)
鉄骨造の中古住宅の診断(ホームインスペクション)の事例です。
天井点検口から天井裏を調査したところ、配管の支持金物が外れていました。暗いこともあり、写真ではわかりにくいかもしれません。
配管をしっかり固定して、適切な勾配を確保しておく必要があるのですが、金物がはずれていることで適切な勾配を確保できない状況になると、つまりや漏水の要因にもなりかねません。
すぐにトラブルが発生するというものではなくとも、今後の懸念があるものでした。
このように天井裏では点検口の内部で調査すべき点がたくさんあります。
中古一戸建て住宅診断(ホームインスペクション)
対象物件:中古住宅(鉄骨造)
鉄骨造の中古住宅の診断(ホームインスペクション)の事例です。
天井点検口から天井裏を調査したところ、配管の支持金物が外れていました。暗いこともあり、写真ではわかりにくいかもしれません。
配管をしっかり固定して、適切な勾配を確保しておく必要があるのですが、金物がはずれていることで適切な勾配を確保できない状況になると、つまりや漏水の要因にもなりかねません。
すぐにトラブルが発生するというものではなくとも、今後の懸念があるものでした。
このように天井裏では点検口の内部で調査すべき点がたくさんあります。
中古一戸建て住宅診断(ホームインスペクション)
2013年5月3日金曜日
コンクリートのジャンカ:建築中の住宅検査
サービス名称:住宅あんしん工程検査(建築中の検査)
物件:新築RC造(鉄筋コンクリート造)
鉄筋コンクリート造の住宅です。1階の床と壁の打継ぎ部分で確認されたジャンカです。
ジャンカはコンクリートのかぶり厚が不足することになり、劣化を早める要因になりかねません。また、鉄筋の腐食・錆へとつながる懸念があります。
ジャンカへの対処方法は、いろいろ考えられますが、その症状等に応じて適切に対応しなければなりません。
今回のジャンカについては、一度コンクリートをはつって補修して頂くことになりました。
物件:新築RC造(鉄筋コンクリート造)
鉄筋コンクリート造の住宅です。1階の床と壁の打継ぎ部分で確認されたジャンカです。
ジャンカはコンクリートのかぶり厚が不足することになり、劣化を早める要因になりかねません。また、鉄筋の腐食・錆へとつながる懸念があります。
ジャンカへの対処方法は、いろいろ考えられますが、その症状等に応じて適切に対応しなければなりません。
今回のジャンカについては、一度コンクリートをはつって補修して頂くことになりました。
2013年5月1日水曜日
構造的に問題ある基礎コンクリートのひび割れ(クラック)
サービス名称:中古一戸建て住宅診断(ホームインスペクション)
対象物件:木造住宅
一戸建て住宅の住宅診断(ホームインスペクション)で、注意してチェックする項目の1つが基礎コンクリートのひび割れ(クラック)です。
ひび割れ(クラック)にも心配ないものと注意すべきものとがありますが、上の写真は注意を要するものでした。対象は中古の木造住宅です。
この基礎のひび割れ(クラック)は大きく、且つ基礎を貫通しているもので、その位置・巾・方向やその他の症状などから考慮して、基礎に鉄筋が入っていないと予測されます。
建物外部にもひび割れがありましたが、床下へ進入して調査(床下の詳細調査)をすることで詳細がわかったものです。
対象物件:木造住宅
一戸建て住宅の住宅診断(ホームインスペクション)で、注意してチェックする項目の1つが基礎コンクリートのひび割れ(クラック)です。
ひび割れ(クラック)にも心配ないものと注意すべきものとがありますが、上の写真は注意を要するものでした。対象は中古の木造住宅です。
この基礎のひび割れ(クラック)は大きく、且つ基礎を貫通しているもので、その位置・巾・方向やその他の症状などから考慮して、基礎に鉄筋が入っていないと予測されます。
建物外部にもひび割れがありましたが、床下へ進入して調査(床下の詳細調査)をすることで詳細がわかったものです。
登録:
投稿 (Atom)