サービス名称:新築一戸建て住宅診断(建売のホームインスペクション)
対象物件:新築木造住宅
上の写真は、ユニットバスの入り口部分で、ビスが浮いている様子です。これも指摘事項となりました。
なかには、「この程度の細かなことを、、、」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、浴室ですから水がかかる箇所であり、放置しておくと水の侵入経路となってしまい、水の侵入が長期にわたることで、内部の腐食が進んでいきます。
こういったことの積み重ねで住宅の劣化が進行し、腐食箇所や程度によっては建物の寿命を縮めることにもなりえます。また、腐食が進んでから気づいたときには、その腐食部分の改修・補修工事にかかるコストと手間も馬鹿になりません。
今回は新築時の住宅診断のご依頼でしたので、当然ながら新築業者さんに補修をして頂けば問題なく解決できることでした。
ちなみに、人が通る箇所ですので、足をすって軽い怪我をする可能性もある指摘箇所でした。新築の住宅診断や内覧会立会い・同行サービスでは、実はこういった細かな指摘もしっかりさせて頂いております。
住宅診断で大事なのは、何も主要な構造部分だけではありません。細かな施工の品質が建物の寿命につながるので、細部もしっかりチェックしなければなりません。「たかがビスぐらい、、、」と考えないことですね。
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