2013年4月10日水曜日

基礎コンクリートのかぶり厚の不足:建築中の住宅検査

サービス名称:住宅あんしん工程検査(建築中の検査)
物件:新築木造住宅


新築住宅の建築中の検査を行う住宅あんしん工程検査で見つかった施工上の問題点です。

写真中央にある小さなグレーの塊は通称、サイコロと呼ばれるもので、基礎コンクリートのかぶり厚(鉄筋からコンクリート端までの長さ)を確保するために必要な大事なものです。

写真は、基礎の底盤(底の部分)でコンクリートが土と接する部分ですので、このかぶり厚が60mm以上必要だとされています。

しかし、計測したところ40mmしか確保されていませんでした。これは基礎の配筋検査の際にわかったもので、コンクリート打設前にサイコロを縦方向に長い辺を向けることで対応可能です。

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